おかみブログ
酒屋のおかみの独り言
命の限界
我が家の看板犬は、今の所みんな元気なんだけど、息子の大将はずーっと薬を飲んでいる。
ちーずはずいぶんと弱ってきた。一日中寝ている事が多くなってきた。散歩にもやっとやっと行く感じ、散歩に行けば行ったで歩くけど、歩き方が超お年を召した犬の歩き方になってきた。
今の所何の問題ないのがコトラかも。
でも、生あるものには限界がある。
分かってはいるんだけど。
先だって、4月の半ば、64歳で義姉が亡くなった。
兄あいさつの中に、”癌には勝てませんでした。”と。
おかみさん義姉の葬儀が終わるまで、母を叔母達を預かり泊めながら仕事もしました。
気が張って、泣くどころではなかったし、気を強く持たなくてはと望んでいた。
でも、兄のその一言で、ぐっと抑えていたものがあふれてきた。
分かっているんだ!誰もが!人間も、家族もペットも。生あるものは命に限界があることを。
大事なのは、誰が見届けるかだと思う。残された者の気持ちは、そばに誰が居てくれたかで救われる気がする。