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おかみブログ

酒屋のおかみの独り言

変なおじさん

2011-04-10
バーにご飯を食べに行くことが、変な事なんだけど、この辺のファミレスに行くより美味しいバーがある。
大地震の後に、自粛ばかりでは経済が回っていかないし、お店の様子を見がてら出かけた。
そのバーには、常連さんが2人いて(おかみさんが会う人です)
一人は、何時も早い時間に来ていて、ガッツリ食べて、飲んで、混み出す前に帰る。見るからに二本のボトルをキープしていて、好きな様に飲んでいる。
もう一人は、マスターの話では、毎日来ている様子。
九時に決まって代行車が来る。
ネクタイに、スーツ姿。
「地震怖かったねー」と話をしていたら、突然、「日本は、沈没するから、」と話しかけてきた。
「えぇー、いつ頃沈没ですか?」
「三日後には沈没するから、いま、好きな事をしていた方がいいよ!!」って。
バーのマスターが「変なおじさんなんだから、適当に話流していいから!」って。
ご飯だけを食べに行ったので、「沈没しなかったら、またお会いしましょう」と言って帰って来た。

一輪のレンゲソウ

2011-04-03
暖かい日はありがたい。
災害があったのがうそのよう穏やかな日が続いている。
今まだ、被災地で、避難所で、不自由な思いをしている人が大勢いるのに・・・・・。
おかみさん、嘆いていても前に進めないと思い、今、できる事からやるだけ!!と腹をくくって頑張ることにした。
そんな時、公園の日当たりのいい斜面に、一輪のレンゲソウを見つけた。
”アァー咲き始めたんだなー”って。
いっぱい咲き出すと、感動が薄れるけど、一輪だと、寒い日も来るだろうのに、よくぞ咲いたねーって、涙が出そうだった。

宝島の宝箱

2011-04-03
気仙沼の叔母や従姉妹の無事が分かり、少しの食糧を送ったら、「宝箱が届いたよ!」って手紙がきた。
おかみさんの子ども達が小学生の時に、よく子ども達だけで電車に乗り、遊びに行った気仙沼。
学校の先生を一生涯の仕事とし、勤め抜いた叔母は、
「親が一緒だと成長しないから、子ども達だけで冒険させなさい」
「一週間位なら預かるよ!」って。
ほとんど、毎年行っていた。
子ども達にとっての気仙沼は、冒険のできる宝島だったと思う。
だから、思い出の永遠の宝島には、宝箱は必要なんだと、おかみさんは思う。

月末に目にクマ

2011-03-28
いつも月末になると、パートのお姉さんに、「おかみさん目の下にクマができてるよ!」って言われる。
そう言えば、目尻がヒクヒクして、顔面神経症の様な感じ(まだ、顔面神経症の経験はないですけど。)顔に違和感がある。
月末前後の日曜日はゆーくりと休めばいいのに・・・・・。
おかみさん、掃除をしたり、買い物に行ったり、中途半端な絵に描き入ったりと、一日中ゆっくりボーーーって過ごすのがもったいない、贅沢な気がして。
おかみさん気持ちは若くあるのに、身体が言うことを利いてくれなくなっている。
今度の休みは早く寝てゆっくり休もう顔面神経症にならないうちに。

自然の驚異(脅威)

2011-03-28
春が来た。
散歩をしている公園の桜が、ポツポツと淡いピンクの花を咲かせ始めて、頭だけ見せていた土筆が伸びてきた。
東北関東地方を襲った大地震で、みんな心を痛めて、報道も連日自然の脅威の爪跡を流していた。
でも、おかみさんは何時も思っている。
自然の脅威に太刀打ちはできないけど、それでも、それより凄いのは人間の力だと。
自然がもたらしてくれる驚異は、あるいは脅威は、どんな時も、その時季の花を咲かせて、
季節がきちんと巡ってくること。
人間はそれをちゃんと感じ取れるから。
そして、いつでも立ち直ることができること。

有限会社岩上商店
〒324-0062
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(定休日:日曜・月曜)

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