岩上商店
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岩上商店
について

糀とともに
百六十余年

岩上商店 外観
岩上商店の麹

はじまり

1850年頃~
1850年代、初代・岩上ナヨが、婿に迎えた夫・喜三郎は、新潟出身で糀や味噌製造の職人であった。喜三郎は、大田原の良質な米と水を生かせば、新潟に劣らない品質の高い糀・味噌が作れることを確信。
1859年、岩上商店は糀・味噌・醤油を中心とした商品の製造業として創業。
地域に根差した生活を支える存在となった。
岩上商店の歴史

地域の柱へ

1890年頃~
1890年頃、4代目岩上惣五郎が「酒販事業」を始める。戦時中には地域の配給所としても機能し、当時の大田原の地域において重要な役割を果たした。この商売を超えた「地域の柱」としての役割がその後の岩上商店の在り方にも大きく影響する。
ちなみに「糀造り」は「酒造」の工程に近いにもかかわらず、岩上商店が酒造を始めることはなかった。これは、糀や味噌という「日常食材の提供」こそが、地域の食文化に貢献し、人々の暮らしを支える岩上商店の役目であると先代が考えていたからかもしれない。
岩上商店の歴史

地域の柱へ

1890年頃~
当時の醤油瓶ラベル
▲現存する当時の醤油瓶ラベル

大きな決断

1955年頃~
戦後・高度経済成長期、大手の進出により、地域の小規模な醤油製造が淘汰され始めた時代だった。世の中は変革を迫られた。
昭和40年代、5代目の岩上昌一郎は醤油の製造を中止するという決断をする。
昌一郎は、岩上商店の長い歴史の中で培ってきた糀と味噌に特化し、品質の追求に重きを置くという道を選んだ。
この決断が後の飛躍につながることになる。
県知事賞賞状
▲初受賞時の県知事賞賞状

品質への評価へ

1990年頃~
平成に入り、6代目岩上昌雄が新たな挑戦に乗り出す。
それは、味噌のさらなる品質向上と健康への配慮。
平成10年、岩上商店は長年の知識・技術と栃木県産業技術センターの協力を経て、深い旨味を保ちながら塩分を抑えた味噌を完成させた。当時は健康志向が高まる中だった。この革新が認められ、平成13年から10年連続で栃木県の味噌鑑評会で最優秀賞となる県知事賞を受賞。
岩上商店が地域で愛される老舗としての地位を確立するだけでなく、その技術と品質の高さが多くの支持を集め、広く認められた。
県知事賞賞状
▲初受賞時の県知事賞賞状

品質への評価

1990年頃~
岩上商店の歴史

伝統とともに

2000年頃~
そして現在。
岩上商店は、栃木県産コシヒカリ一等米と厳選した純粋培養のこうじ菌のみを使用し、伝統的な製法を守り続け、「安心・安全・本物」な商品づくりに取り組んでいます。

私たちが代々受け継いできた糀と味噌づくり。
それは、ただの食品製造ではなく、人々の健康と幸せ、そして美しい未来を創るための営みです。

「食を通じて、暮らしを明るく楽しいものに」
これは岩上商店が守り続けていきたいフィロソフィーです。

栄養豊かな岩上の糀と味噌が、日々の生活に活力をもたらし、内から輝く美と健康、そして笑顔を育むことを願って。
私たちはこれからも伝統を守りながら常に挑戦を続けていきます。

会社概要

会社名 有限会社岩上商店
所在地 〒324-0062 栃木県大田原市中田原1238
電話番号 0287-22-2224
FAX番号 0287-22-2236
代表者 代表取締役 岩上 翔子
設立年月日 昭和27年3月17日/創業 元治元年(1859年)
資本金 300万
従業員数 10人
業務内容 1.味噌製造・販売・委託加工販売
2.糀販売
3.業務用酒類卸
メールアドレス iwakami@chive.ocn.ne.jp

岩上商店の麹

店頭では
あまさけ・みそ・こうじ
・塩こうじはもちろん
お酒の販売もしております。
業販のお客様大歓迎。
ジャパニーズウイスキー
(山崎、白州、竹鶴etc)、
その他オールドウイスキー取扱店

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