おかみブログ
酒屋のおかみの独り言
目は口ほどに物を言う
2014-08-28
犬とのアイコンタクト
人間のことわざだけど、犬にだってあてはまる。
テーブルの上にのって怒られたりした時
”しまった!!”って顔をして目は泪でうるうるになったり。
変なところで”ワン”と吠えてみたりする時に怒ると
やっぱり”しまった!!”って顔をする。
おやつがほしい時のあのうったえる表情。
犬も人間も同じで顔で、目で表情がみてとれる。
おかみさんが病院の予約に朝早く出かける時に決まって
大将がついてくる。
バックを持ったその時には、もう足元に居る。
”じー(´・ω・`)”っとおかみさんの顔を見て
”僕もついて行く”とうったえている。
おしゃべりすらできないけど、ちゃんとアイコンタクトはとれている。
おかみさんとかんばん犬達です。
おかみさんの手
2014-08-28
ちょっとしたところでケガをする。
ダンボールを片付けていて、角を爪の先にさしてみたり
コピー用紙を補充する時に、紙で手を切ってみたり。
皮膚も乾燥しているので、ちょっとしたはずみでの
切り傷が絶えないおかみさんの手。
女性のしなやかさとは、雲泥の差で
グローブのように大きな手だ。
若い頃は恥ずかしかったけど、酒屋に嫁いで
ビールを持ったり
酒の一升瓶を持ったりした時に
力のある手でよかったと思ったことがある。
今になったら
生まれつきだからどうしようもない事に気づくけど、、、。
若い頃は考えられなかった。
手も使っていると、力もつくし
不器用な手も(今だって変わらないけど)ちょっと慣れて
器用なことが少しできるようにもなる。
手の甲をみると、その人の年がわかるって聞くけど
シワよりも、シミのような斑点がここのところ
目立つようになったおかみさんの手だ。
鯉
2014-08-16
先代の社長の昌一郎ジーが大好きで飼っていた鯉。
その昌一郎ジーが亡くなってもう16年も経つ。
店の駐車場の先にある池。
当時一軒家が建つくらいのお金をかけて作った池。
大きな岩がある池。
その池に今だに一匹の その昌一郎ジーが
飼っていた鯉がいる。
少なくても16年前から主のように息をひそめて
渡り石の下に住んでいる。
おかみさんが時々行って
”ドン” と石をかかとでけると
”シューーー・・・” と泳ぎ出す
頭の部分が白くなってきて、この夏のりきれるのかな?
涼しげに岩の間からチョロチョロと常に水は流れてるけど・・・。
一匹じゃ寂しいかな!?
お墓の掃除
2014-08-16
共同墓地といっても、新しく建ったものではない。
昔ながらの小高い丘の上にある墓。
惣五郎ヒージーちゃんの時に整理して
きちんとしたお墓にした。
その時に、8月7日を墓のそうじの日にしたときく。
みんな朝早くから集まって掃除をし
終われば炊き出しのおにぎりを食べて解散。
ヒージーちゃんの後にとりまとめをしていた方が亡くなったら
そうじの連絡が一切来なくなった。
でも、8月に入るとお墓のそうじをしなくちゃと
思うおかみさん。
夕方の犬達の散歩の時に、少しづつ草むしりをし
玉ジャリを整えて、やっと日曜日に何とか
お線香をあげるに人が来てもはずかしくないようにしあげた。
(・・・・・つもり・・・・・・・・・・・。)
おとなりの先生も、バケツに水を入れて墓石を
タオルでていねいに洗っていた。
”何となく 一人でのお墓のそうじはめげるよね”
と、2人でおしゃべりをしながら
犬達もあちこち遊び回っていた。
薄暗くなるまでやれてよかった! よかった!
病院の待合室で思うこと
2014-08-16
久々の病院の待合室。
最前列に座っていた80歳近い老夫婦が、
『高齢化社会での平穏死を考える』本を
無心で読んでいる姿が、感慨深かった。
おかみさんも考えるところ
若い人に迷惑をかけずに、どう年をとっていくか
どう老いて、いくのがいいか。
あの老夫婦は、もしかして2人暮らし
切実なものを考えているのかなぁ〜なんて
思ってみてました。
おかみさんメガネをかけないと夕方や夜は
まったく文字が読めないようになって
5〜6年がたつ。
その間にもたまる一方の本。
それでも時間ができたらゆっくり読もうと思っている。
思うだけ。
今一番やりたいと思うことは、やっぱり
ヨーロッパ一周旅行。
誰にも迷惑をかけず
いまなら一人で歩ける。
でも金銭的問題でまだ現実になりそうにない。
せめて、いま、手がけている絵を一枚でも
仕上げたいのが本心。
とにかく時間がほしい
そしてその全部をこなして満足したら
”平穏死”でも”安楽死”でも
考えていいのかも・・・。